ヒラメ寄生虫で食中毒!クドア・セプテンプンクタータが花みたい!

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富山県内にある飲食店で
ヒラメの刺身を食べた18人が
食中毒の症状を訴えていたことがわかりました。
食中毒の原因となったのは
ヒラメの寄生虫
クドア・セプテンプンクタータでした。
この寄生虫、見た目が意外にもキュートだったんです!

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富山で18人食中毒!原因はヒラメの刺身にいた寄生虫!

 
だんだんと暑くなってきて
ひんやり、さっぱりとしたものが恋しくなる季節になってきました。
と同時に、生物に特に注意が必要な季節にもなってきました。

そんな中、富山県の飲食店で食中毒が発生しました。

富山県の発表によりると、6月24日と25日に砺波市内の飲食店で
ヒラメの刺身を食べた34人のうち、18人が食中毒の症状を訴えました。


[出典;Yahoo!ニュース]

主な症状は嘔吐や下痢などとの事です。
現在は全員が快方に向かっているそうです。
今回の食中毒の原因は…
ヒラメに寄生する「クドア・セプテンプンクタータ」とみられています。
よく聞く”O-157”のように今回は菌による食中毒ではありませんでした。

富山県内の飲食店でクドア・セプテンプンクタータが確認されたのは初めてで、
報道ではお店の詳細は明かされていませんが、
県はこの店を29日の1日間、営業停止処分としています。

 

舌を噛みそうな寄生虫の名前。
まるでハリーポッターの魔法の呪文のようなこの寄生虫ですが、
食中毒にならないための予防法がちゃんとありました。
全く聞き馴染みのない「クドア・セプテンプンクタータ」について
少し書いていきますね。

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富山食中毒で18人襲った寄生虫!クドア・セプテンプンクタータってなんだ?

 
今回食中毒の原因となった寄生虫
「クドア・セプテンプンクタータ」
顕微鏡で見るとこんな感じなんです。


[出典;厚生労働省ホームページ]

なんだか花柄のようにも見えますね。
1つの個体の大きさは10マイクロミリメートルと
チョー小さいサイズ!

このクドア・セプテンプンクタータは主にヒラメの筋肉組織の中に存在していて、
肉眼で確認することはできません。
筋肉の中に存在しているクドア・セプテンプンクタータは
胞子状に増えていきます。

症状の特徴としては一過性の嘔吐・下痢で、
軽症ですむものがほとんどです。

で、気になるのが予防法。
厚生労働省では以下のように定義しています。

クドアは、-20℃で4時間以上の冷凍、
または、中心温度75℃5分以上の加熱により病原性が失われることが確認されていることから 、
一度凍結したのちに喫食したり、加熱調理することにより食中毒は防止できると考えられています。
また、農林水産省及び水産庁では、食中毒防止策として、
ヒラメの養殖場での適切な管理により、
クドアがヒラメに寄生することを防止する取組みを行っており、食中毒数は低下しています。

[引用;厚生労働省ホームページ]

という事で、現在では養殖のヒラメであれば
クドア・セプテンプンクタータが存在する可能性が極めて低く、
刺身で食べても食中毒になりにくい可能性が高いです。

今回騒動が起きた飲食店は恐らく、
天然物のヒラメの刺身を冷凍せず、フレッシュな状態で
提供していた可能性が高そうですね。
…養殖・解凍の刺身より全然響きは魅力的なんですけどね。
今回はそれが仇となった形です。

 

クドア・セプテンプンクタータに限らず、
口に含むもの全てに注意が必要なこれからの季節。
食品の保存・調理法には十分気を付けて
美味しく楽しい食事で暑い夏を乗り切りたいですね。

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コメント

  1. 山田独歩 より:

    週に3回はヒラメの刺身を食べていますが、1度も経験していません。頻度はどれぐらいでしょうか?

    1. yagichan より:

      コメントありがとうございます。
       
      発現頻度とは少し異なるかもしれませんが、
      2016年に農林水産省が発表した資料によると、
      国内養殖のヒラメ30匹、韓国産養殖ヒラメ30匹を調査した結果、
      国内養殖のヒラメからは検出されず、
      韓国産の養殖のヒラメのからは1匹
      クドア・センプタータが検出されたとの事です。
      また、2013年及び2014年の64件の食中毒事例の原因となった
      ヒラメの産地等について、自治体による遡り調査が行われた結果、
      輸入養殖ヒラメが44件、国内産天然ヒラメが10件、国内産養殖ヒラメが1件、
      非公表が2件及び産地不明が7件であった旨も
      併せて公表されています。
       
      国内産の養殖ヒラメであれば発現頻度は極めて低いと考えて良さそうです。

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