Jアラートが鳴らない!ミサイル発射とアラート発令の仕組み解説!

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今年に入ってから北朝鮮の
ミサイル発射が止まりませんが、
日本の危機を知らせてくれる”Jアラート”。
聞いたことがあっても
「いつ鳴って、どんな時は鳴らないのか」
という事まで把握している方は
少ないのではないでしょうか。
そこで今回はJアラート運用の仕組みついて
まとめていきます。

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Jアラート鳴らない時は安全?鳴る時と鳴らない時の差ってなに?

 
ミサイル発射や核実験など、今年に入り緊張状態が続く北朝鮮情勢。
その中でもやはり日本上空を通過するミサイルに関する情報は
国民全員が気になる心配なニュースではないでしょうか。

現在、日本では昼夜を問わず国民の安全を守るために自衛隊が
北朝鮮のミサイルの動きに目を光らせ、有事の際にすぐ対応できるように備えています。

北朝鮮が日本方向に向けてミサイルを発射した際、
・国土に着陸しそうな可能性が高い時は迎撃ミサイルを打つ
・万が一の際に備えてJアラートを鳴らす
この2点がよくメディアでも取り上げられているミサイル対策になると思います。

迎撃ミサイルについては私たち一般市民が何かできることはありませんが、
Jアラートが鳴ったらどうしたらよいのでしょうか。
と言うよりも、どのタイミングでJアラートが鳴るか皆さんはご存知ですか?
ここからはJアラートについて書いていきますね。

 

まずは基本的なポイントになりますが、
皆さんは”大砲”と”ミサイル”の違いを説明できますか?
2つとも似たような武器ですが、ちゃんと差があるんです。
まずはその差について簡単に説明していきますね。

”大砲”と言うのは発射されたときの最初の勢いがわかるとそれ以上弾が加速しないため、
どこに落ちるかすぐにわかります。
一方、”ミサイル”は発射されたても弾そのものの加速が続きます。
加速がどこまで続くかによって落下地点が変わってきます。
ちなみに、北朝鮮から発射されたミサイルは15分程で日本に着弾します。
同じく射程圏内に入っていると言われているグアムまでは14分45秒で届きます。

北朝鮮が発射しているのは”ミサイル”なので、
加速がどこ終わるかが着弾の重要ポイントになります。
つまり、Jアラートが発令されるタイミングは
「ミサイルの加速が日本に届くところまできても加速が続いている」場合になります。


[出典;日刊SPA!]

しかし、ここでもう一つ重要なことは、
ミサイルが日本に届くところまで加速が続いてJアラートが発令されても
”まだどこに着弾するかわからない”という点です。

もし、日本国土に届くタイミングで加速が終われば、
日本に落ちるという事になりますが、
そのポイントを過ぎても尚、加速が続くようであれば
日本を超えて更に遠くに着弾するという事になります。

 

要点としてまとめると、Jアラートが鳴るときは
”日本に届く距離になっても尚、ミサイルが加速している”場合という事になります。

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Jアラート発令!ただうるさいだけじゃない!国民の安全を守っている大事な役割!

 
では万が一、日本に落ちる距離でミサイルの加速が終わってしまった場合はどうなるのでしょうか。

その際はもう一つの安全対策”迎撃ミサイル”が登場します。
この迎撃ミサイルと言うのは読んで字のごとく
迎え撃つミサイルという事なんですが、
北朝鮮が放ったミサイルが日本に落ちるタイミングで加速が終了すると
すぐさま自衛隊は迎撃ミサイルを発射し、
国土に落ちてこないように全力を尽くします。

海上自衛隊のイージス艦には”SM3”という迎撃ミサイル、
また地上からは航空自衛隊が所有している”PAC3”という迎撃ミサイルが
有事の際に備えて配備されています。
この発射の権限は現在、自衛隊長が所有しており、
自衛隊長が危険と判断すればすぐに発射することが可能です。

万が一の時に総理大臣、防衛大臣の順に発射の承認を取っていては
間に合わなくなってしまうためです。


[出典;日刊SPA!]

また、迎撃ミサイルの役割はミサイル本体の破壊だけではなく、
ミサイルが爆発した時に出る破片も対象になります。

8月29日、9月15日、両日とも
日本に落ちるところまでミサイルが来ても加速が続いており、
また、破片も落ちてこないという事がわかったため、
迎撃ミサイルは発射されませんでした。

 

ここで一つ単純に思う事・・・
それは、「北朝鮮がミサイルを発射したらJアラートを鳴らしちゃえばいいじゃん!」って。
でもこれ、絶対にやってはイケないことなんですね。

なぜなら、北朝鮮がミサイルを発射するたびにJアラートを鳴らす。
発射直後のミサイルはどこに落ちるかわからないままのため、
その都度避難や電車が止まっては
本当に危機的状況になった時にJアラートを信じてもらえなくなるからなんです。
要は、オオカミ少年の原理になってしまうんですね。

だからと言って、日本にミサイルが落ちることが確定してから
Jアラートを発令していては”ほとんど時間がない”ということになります。

あくまでも現在の運用・システムでは
”日本にミサイルが落ちる可能性が出た瞬間にJアラートが発令”されています。
これ以上早く鳴らしても、これ以上遅く鳴らしても意味がないんです。
とてもベストなタイミングで発令されていることを
国民ひとり一人がしっかりと理解していないといけませんね。

 

そして、もう一つ忘れてはならないことがあります。
それは、何もない時から日本の安全を守ってくれている自衛隊の存在です。

彼らはミサイルが発射されるから…
ミサイルが発射されそうだから…
という事ではなく、有事の際に備えていつ何時でも対応できるよう
何もない平和な時からミサイルが撃たれないが見張っています。

”Jアラートうるさい!”とか、
”Jアラートが鳴ったけど、結局何もなかった!”とか、
それはあくまでも”結果”として平和であっただけで、
彼らの絶えまぬ努力と忍耐のおかげで今日の平和が守られているという事です。
これは決して忘れてはいけませんね。


[出典;日刊SPA!]

では、実際に危機的状況に陥った時に
どのように対応したらよいのかまとめておきますね。
この情報が活躍しないことが一番望ましいですが、
それに関しては私たちが願ったところでどうにもなりません。
悲しいですが、これが今の国際情勢なんですね。

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Jアラート発令!いざ鳴ったらどうしたらいいの?自分たちでできる最大限の護身!

 
では、命を懸けて日本と国民を守ってくれている自衛隊。
しかし、自衛隊のチカラをもってしても叶わず
日本にミサイルが落ちてきそうなときはどうしたらよいのでしょうか。
やはり、最後はひとり一人が護身の術を身に付ける他なりません。

そこでまず大事になるのが、シェルター代わりになるものが身近にあるかどうかです。
これは自宅に限らず、実家や職場など、
自分が日常的に行く範囲全般的に下調べしておいた方がよいでしょう。

ミサイルに搭載されているのが通常弾頭であっても、核弾頭であっても
”丈夫な建物か、地下”に逃げ込むのが最も有効とされています。
Jアラートが発令して数分のうちには最悪の場合日本に落ちる可能性があるため、
2~3分で逃げ込める距離の場所を探しておくと良いかも知れません。

地下や頑丈な建物が有力とされている理由としては、
”衝撃波や熱線の影響を直に受けることを避けられる”からです。

また、建物内に避難する際は”窓やドアから離れ、低姿勢”になりましょう。
より爆発の衝撃に備えるためです。
猛烈な爆風で窓やドアは吹っ飛び、
また、猛烈な熱風により人は熱で炭化する可能性もあります。
遮蔽(しゃへい)物が近くにあれば、
建物内に逃げ込んだとしてもその陰に隠れましょう。
これも生死を分ける大きなポイントとなります。

そして、実際に爆発したら”爆発した方向を見ない”ことです。
どうしても爆発方向に目を向けたくなる気持ちも分かりますが、
見てしまうと失明してしまう可能性もあります。
絶対に直視することはせず、手で目を覆いましょう。

 

爆発の衝撃が治まった頃に必要になってくるのが”家族との連絡”ですね。
これはミサイル対策に限った話ではありませんが、
災害時に比べ、更に混乱した通信障害が起こる可能性も考えられます。
いざとなったらどうするのか、
避難時に持っていくものを準備しているか、
Jアラートは事前準備をしっかりしている人にはとても有効な危機対策ツールになります。

ただうるさい…と思っている方は、まだ事前準備が足りないのかもしれませんね。
周りもまだ何もしていないから大丈夫…
ではなく、”周りに先駆けて自分から備えるようにする”ことが
周囲の意識を高めることにつながると思います。

そろそろ北朝鮮のミサイル実験を楽観視するのではなく、
”次は日本に落ちるかも…”という意識でニュースを見て、
有事の際に備えてみてはいかがでしょうか。。。

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