サルモネラ菌はうつるから徹底予防!感染経路や潜伏期間を調査!

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9月に入り、山形県の2つの医療機関に
受診した患者さん14人から
サルモネラ菌が検出されました。
この感染により、1名の死亡も確認された
サルモネラ感染症。
実はとても身近な感染症だったのです。
今回はサルモネラ菌について
詳しく書いていきます。

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サルモネラ菌はうつるの?感染経路と潜伏期間、症状はどんなもの?

 
山形県で9月に入り立て続けに感染が確認されたサルモネラ菌。
今回の一連の騒動で感染が確認されたのは
山形県鶴岡市内に在住の40代~80代の男性3人と、
幼児・小学生を含む女性11人でした。
このうち、80代女性の死亡が16日に確認されたというものです。

死者まで出た鶴岡市内のサルモネラ感染症。
しかし、現在に至っても鶴岡市の保健所は感染経路を特定できておらず、
近隣住民の不安はまだまだ払拭されない事態となっています。

 

そもそも”サルモネラ菌”って
・どのように感染して
・どのような食材が危険で
・どんな症状が出るのか
感染したらどんな状態になるのか皆さんはご存知ですか?

実はこのサルモネラ菌はとっても身近な細菌のひとつで、
死者まで出るという事は、この細菌のこと軽視できませんよね。
”これから乾燥する季節だから…”なんて油断している人ほど危険な細菌なんです。

 


[出典;子猫のへや]

一重にサルモネラ菌と言っても、
地球上に約2000種類のサルモネラ属の細菌が存在します。
その多くは動物の腸内の常在菌として存在していますが、
健康なヒトにおいてはほとんど存在しない菌になります。

2000種類のサルモネラ菌の全てがヒトに悪さは働くわけではなく、
一部の細菌がヒトに対して病原性を示すものがあります。
さらにそれを大きく2つに分けることが出来ます。

・食中毒性サルモネラ菌
・チフス性サルモネラ菌

チフス性サルモネラ菌というのは”チフス菌”、”パラチフス菌”の感染により発症するもので、
”腸チフス”と聞くと聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

このチフス性サルモネラ菌というのは人に対して特異的に感染します。
そのため飼っているペットなど、他の動物への感染は認められません。
潜伏期間は10日~14日程度で、
症状としては体温が徐々に上昇し、最終的には40℃近くまで発熱します。
その後、バラ疹と呼ばれる淡紅色の発疹や脾腫などが現れます。
続いて、胆汁をとおし腸内に大量に排菌され、
重症例では腸壁が壊死を起こし腸管出血が起こる場合もあります。
しかし、重篤な症例は10%程度のため、
ほとんどの患者さんは自然と熱が下がり、次第に快方へと向かいます。
パラチフスも腸チフスと同様の症状を呈するが、腸チフスほど重篤にはなりません。

 

一方の食中毒性サルモネラ菌というのは
サルモネラ菌に汚染された食べ物を経口摂取することにより発症します。
平均的な潜伏期間は12時間とされていますが、
感染原因となる細菌によっては3~4日の潜伏期間を経て発症するものもあります。
典型的な症状としては所謂”食中毒”とか、”胃腸炎”と称されるもので、
腹痛、嘔吐、下痢、粘血便などです。
特に免疫力が弱い乳幼児や高齢者に頻発します。

こちらのサルモネラ菌感染症は動物も感染し、
細菌が血液中に拡散する”菌血症”を起こして重症化することもあります。
これはヒトにも起こり得る症状で、
細菌が生産する”エンドドキシン”という毒素によって
最悪の場合は”エンドドキシンショック”で亡くなってしまう事もあります。

日本における食中毒性サルモネラ菌は
食中毒発生件数の1-3割がサルモネラ属菌が原因とされており、
特に、鶏卵に由来する菓子による大規模食中毒が多く見受けられます。

このサルモネラ菌、実はうつるという怖い細菌でもあるんです。
そして、卵についてもかつては殻にしか菌が付着していないと考えられていたのですが、
近年、黄身も感染することがわかったのです。

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サルモネラ菌はうつるし危険!予防はどうしたらよいの?

 
サルモネラ菌の特徴は少量の菌でも食中毒を発症します。
また、乾燥に強い性質があります。

通常、食中毒と聞くと”高温多湿”な常態が危険とされていますが、
空気が乾燥するこれからの時期でもサルモネラ菌自体は
乾燥に強い性質があるため、根本的な予防策とはなりません。

また、サルモネラ菌に汚染されたものを経口摂取すると感染するのはもちろんですが、
サルモネラ菌に感染した人が調理したり食材に触れたりと、
”感染者の手”を介して感染します。
このような感染を”二次感染”と言いますね。

食中毒性の対策としては食材は良く加熱(75℃、1分以上)することや、
調理器具、調理中にこまめに手指の洗浄・消毒を行うことです。
特に生肉の調理の際には気を付けましょう。

チフス性の対策としては、ペットや人の排泄物処理の際の感染リスクが高いため、
処理後は必ず手指の洗浄と消毒を行いましょう。
また、自身がお手洗いに行って際や子供のおむつ交換後も
必ず手指の洗浄・消毒を行いましょうね。
二次感染を防ぐにはとにかくこまめに”手洗い・消毒”を行う事です。

トイレ掃除をする際は便座やドアノブなど、
手が触れる場所は必ずアルコール綿などで清拭しておきましょうね。

幸いにもサルモネラ菌は、色々な消毒剤に対する抵抗性が弱い細菌です。
消毒用エタノールをはじめ、次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨード、
逆性石けん液(ベンザルコニウム塩化物液)など、市販されているほとんどの消毒剤が有効です。

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次亜塩素酸ナトリウムやベンザルコニウム液など、
液体で購入したものはビニール袋に不織布ガーゼを入れ、
適量の原液を湿らせて清拭するのがおすすめです。
その後、同じく不織布ガーゼを真水に浸して水拭きをし、
最後にからぶきをするのが良いですね。

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万が一、サルモネラ菌や他の菌が付着しているといけないので、
清拭用具は使い捨て素材のものがいいですね。
最初に消毒液を湿らすために用意したビニール袋に
最後はまとめてガーゼを捨ててしまうと片付けも楽ですよ。

また、これからの季節心配なノロウイルスの感染対策も
”トイレ掃除”が基本です。
ノロウイルスの場合はアルコール消毒が効かないため、
ミルトンなどの次亜塩素酸ナトリウム消毒がおすすめです。

次亜塩素酸ナトリウムと不織布ガーゼを
ドラッグストアやネットショップで買っておくととても重宝しますよ。
2つ揃えても2000円未満で、
清掃箇所や清掃ペースによりますが、
最低でも1ヶ月は持ちますよ。

いつものお掃除を少し念入りにするだけで
簡単に感染症のリスクを抑えられます。

大事なことは体調に異変を感じたら些細な事でも
周りにうつす前に医療機関に受診に行くことですが、
やはり、ひとり一人が二次感染の危険性を理解し、
自分のために、周りの人のために、
”配慮”することが最低限のマナーなのかな…とも思います。

今回の報道をきっかけに調理工程・お掃除手順を見直すのもいいかもしれませんね。
 
 
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